手湿疹と手荒れのガイド

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■手湿疹が治らないのは食生活のせい?予防と改善どちらも食べ物が関係している

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「手湿疹(手あれ)が治らない!」と悩んでいる人は少なくありません。

市販のハンドクリームを塗っても、人によっては治りにくいことがあります。薬に頼るのもひとつの手段ですが、手湿疹は「食生活」によって改善することがわかっています。

 

こちらの記事では、食生活を整えて、手湿疹の悩みから解放する方法をご紹介します!

 

手湿疹(手あれ)は長引くことが多い

手湿疹とは、手が荒れている状態のことの総称です。手がガサガサになっていたり、皮が剥けてしまったり、水泡が出来るものもあり、人によって症状は様々です。

 

人間の皮膚には、表面を守るバリア機能のような機能がついています。太陽の紫外線や空気中の乾燥からも守ってくれるバリア機能ですが、水仕事をしている人はバリア機能が低下してしまうのです。バリア機能が低下したまま肌に刺激が与えられると、手湿疹の症状が出てしまいます。特に手は、いろいろなものを触ることも多いので、刺激を受けやすいです。それ以外にも、アレルギーやアトピーなどによって手湿疹が出てしまう人もいます。

 

手湿疹の厄介なところは、長引くところです。

市販薬を塗ったり、手袋で対策をしたり、漢方薬を飲んだりしても、個人差が出てしまってスムーズに治らないことが多いです。

 

市販薬や手袋を試しても治らない!という人は、食生活改善を行ってみましょう。

 

手湿疹と食生活の関係とは

肌をキレイにするにはビタミンCを摂った方がいい、ということは聞いたことがあると思います。手湿疹が起きている場所も「皮膚」なので、肌をキレイにするための食生活をすることで、手湿疹を改善することができるのです!

 

手湿疹の場合、食べたものが体内でアレルギー反応を起こしてしまい、手湿疹に繋がっているケースも少なくありません。蕎麦アレルギーではない人も、疲れているときにはアレルギーのような症状が出てしまう。それと同じことが体内で起きている可能性が高いです。

 

身体に負担になるようなものばかりを食べていると、消化不良や代謝が低下してしまうので手湿疹が起きやすい身体になってしまいます。

 

これは危険!手湿疹の原因になる6つの素材

まずは自分の食生活を見直して見ましょう。特に、下記にある6種類の素材を多く食べていると、肌の酸化が早まったり、代謝が低下するなど肌に悪影響を与えるので注意が必要です。

 

  • 白砂糖:摂りすぎると消化器官に影響を与えてしまう可能性がある
  • 脂質:脂質の摂りすぎ、スナック菓子の脂質は消化に影響を与えてしまう
  • 小麦:疲れているときや食べ過ぎたときにアレルギーの原因になる
  • 乳製品:疲れているときや食べ過ぎたときにアレルギーの原因になる
  • 肉類:食べ過ぎると消化が追い付かなくなってしまう
  • 食品添加物:アレルギーの原因、身体に蓄積してしまう


スナック菓子やチョコレートといったお菓子には脂質が多く含まれていますし、ケーキや生クリームには白砂糖や乳製品が含まれています。居酒屋の定番メニューである唐揚げ、ポテト、焼き鳥は脂質が多いわりに栄養素が少なく、食べ過ぎると消化が追い付かなくなる原因にも繋がります。

 

どうしても食事がパンやうどんばかりになっていると、小麦粉ばかりを食べていることになり、体内でアレルギー反応が出る可能性があります。

 

そして、意外と知られていないのが食品添加物です。コンビニのお弁当やパンなどに含まれている防腐剤や香料、着色料などのことを現していて、食べ過ぎると身体に蓄積してしまい、大腸の動きを鈍らせます。大腸の動きが鈍くなると、便秘がちになってしまい、身体の中の不要物を外に排出できなくなります。排出できなくなった不要物は大腸の中で腐り、毒素を出すので手湿疹などの症状につながることも。

 

偏った食生活を続けていると、手湿疹は治りにくくなるので要注意です!

 

手湿疹を治すための食生活を心がけよう

手湿疹を改善するためには「ビタミン」「ミネラル」「カルシウム」を摂取することを心がけましょう。ビタミンとミネラルはご存知の通り、美肌に効果のある栄養素です。不足すると肌のバリア機能が低下したり、回復が遅くなったりすることもあります。

 

毎日の食事で意識して食べたい栄養素とその効果を解説します。


■ビタミン:

ビタミンCは肌の参加を防ぐことができ、肌のバリア機能を正常に戻してくれる効果があります。ビタミンB2やビタミンB6には皮膚の調子を整え、健康的な肌を作るのに必要な栄養素です。ビタミンCはブロッコリー、ピーマン、小松菜などに、ビタミンB6はたまご、サバ、イワシによく含まれています。

 

■ミネラル:

ミネラルが不足すると代謝が悪くなってしまうので、手湿疹ができてしまったときの回復が遅くなってしまうというデメリットが出ることも。ミネラルはひじきや昆布、シジミやレバーなどに含まれています。

 

■カルシウム:

カルシウムが不足するとアレルギー反応が出やすくなってしまうので、手湿疹の症状が出やすい身体になってしまいます。カルシウムは乳製品や魚などに含まれているので、食生活を整えることで手湿疹を改善に導きます。

 

まとめ

今回は、手湿疹と食生活の関係性についてご紹介しました。

  • 食生活が乱れていると、手湿疹が出やすくなってしまうので注意が必要
  • 脂質や食品添加物の摂りすぎには注意する
  • ビタミン、ミネラル、カルシウムを積極的に取ることで身体の中から改善することができる

 

治りにくい手湿疹は、食生活で改善できるかもしれないので、悩んでいる人はぜひ試してみてください!