数年前、原因不明の手湿疹に悩まされたことがあります。
乾燥肌な上に敏感な肌質なので、肌トラブルは多く、特に秋冬の乾燥するシーズンはいつもかゆみや手荒れに悩まされます。
その時は、手の甲と顔の湿疹に悩まされました。
お正月明け、冬真っ盛りの頃でした。
最初は唇の周りが荒れてきて、乾燥による唇の荒れだと思っていたら、そのうち手の甲にも点のようなプチプチがうっすら出てきて、それがどんどん悪化。
手の甲一面が赤いプチプチで覆われました。
そして、それがものすごく痒い。
でも、乾燥して荒れているので掻くこともできず、指で甲をなぞって痒みを紛らわしていました。
同時に、口周りの湿疹も目の周りや顔全体に広がっています。
そうなってから、慌てて皮膚科を受診しました。
皮膚科を受診すると、先生も顔を見てビックリ。
スゴいですね…。と驚かれるほどです。
「化粧品かなにか、触れるもので心当たりはないか」尋ねられましたが、全く心当たりはありません。
先生がおっしゃるには、ローションを塗った後余分なローションを手にも伸ばしたから、顔と手に湿疹ができたのではないか。とのことでした。
でも、そのころ新しい化粧品を使った覚えはなく、全く心当たりはありませんでした。
治療は、ステロイド軟膏と痒み止めの抗ヒスタミン内服薬を処方されました。
注意事項として、朝晩必ず薬を塗ること。薬を塗った後は木綿の手袋で保護すること。水仕事の際は木綿の手袋の上からゴム手袋をつけて行うこと。
以上を徹底して、1か月。
ひどい湿疹は治まってきましたが、まだうっすらとした湿疹が残っていたり、湿疹がみあたらなくなっても、指で触るとざらついている箇所が多数あります。
そのまま同じ薬を処方され、さらに1か月経過観測です。
1月後、だいぶ良くなりましたが、まだ所々ざらついていて、湿疹の痕跡が残っていました。
ステロイド剤を少し弱い薬に変更し、抗ヒスタミン内服薬も継続。
その薬がなくなる頃には、ようやく気になる症状が無くなりました。
その後は、市販されている保湿剤でケアして良いとのことで、ステロイド剤を保湿クリームに変えることになりました。
とは言え、デリケート肌なので、クリーム選びには気を遣います。
その時、雑誌で見かけたスチームクリームが良さそうなので、スチームクリームを使うことにしました。
スチームクリームは、日本製で、天然素材からできています。優しい香りがしますが、香料も100%天然なので安心。
蒸気で原料を混ぜる製法で作られているので、ふんわりノビが良く、優しいつけ心地で、
塗るのが楽しくなる程です。
そんなメリットもあり、その後は、落ち着いた肌状態を保てました。
北海道、グレ、女性、55才